過日ワールドシフトイノベーションを志向するグループのメーリングリストで、
新しいマーケティング手法として「ペルソナ」の話が取り上げられていました。
私自身が家電メーカーに勤めていた30年ほど前に、名前こそ違いますが
「新価論」と呼ぶ元祖ペルソナマーケティングを、商品開発等で実践していました。
ペルソナ(顧客像)は概念だけでなく、ペルソナを作るための具体的なノウハウや
活用領域を考えることで、事業戦略としての価値が生まれるのです。
私は、時代環境がどれほど変化しても、普遍的な価値に着目することを忘れては
ならないと考えています。(生死や別れ、宇宙や命、愛や本能)
ワールドシフトは、結局パーソナルシフトだと言われていましたが、そういうこと
なんでしょうね。
私は、常に「人」に関心があり、マーケティングにおいては「生活者」,社会的課題
や変革には「人間力」が、問題解決の原点だと思っています。
「人を知ること」「人が人としてのあり方を考えること」を、人から人にもっともっと
コミュニケートし、波及していくことが大切です。
ワールドシフトも環境変化や現象だけにとらわれず、本質や普遍性に根ざした視点と
活動が望まれるのではないでしょうか。
元祖ペルソナマーケティング「新価論」
2009-08-29 01:57:36 (15 years ago)
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